採用・研修案内

  • 国立がん研究センター中央病院で
    胸部悪性腫瘍のスペシャリストに !

  • 薬物療法や免疫療法の進歩により、肺がんをはじめとする胸部悪性腫瘍は薬で完治を目指せる時代になりつつあります。国立がん研究センター中央病院呼吸器内科では、新時代を拓く意欲ある若手医師を募集しています。数多くの診療実績を誇る環境と充実した指導体制のもと、専門医や学位の取得はもちろん、臨床研究やTRの実践を通じて、がん治療のさらなる向上に貢献できるキャリアが積むことができます。

数字で見る呼吸器内科

  • 気管支鏡1117
    気管支鏡件数
  • 病理2134
    病理呼吸器関連病理材料数
  • 内科542
    内科新規患者数
  • 外科737
    外科手術件数
  • 放射線科319
    放射線科放射線治療患者実人数

※2025年度

呼吸器内科で学ぶ4つの魅力

  • 01日本の胸部悪性腫瘍診療を
    リードする指導医の直接指導
    胸部悪性腫瘍の診療・研究を第一線で担う指導医から、日々の診療やカンファレンスを通じて直接学び、専門的な知識と実践的な診療力を身につけます。
  • 02日本のがん診療の中枢を担う
    施設での豊富な臨床経験
    肺がんをはじめとする多様な胸部悪性腫瘍を数多く経験し、標準治療から治験・臨床試験まで、がん診療を実践的に学ぶことができます。
  • 03基礎・臨床の枠にとらわれ
    ない研究活動のチャンス
    臨床研究、トランスレーショナル研究、基礎研究など幅広い研究に取り組み、日々の臨床疑問を新たな知見や次世代の治療へつなげる経験ができます。
  • 04キャリアとニーズに応える
    多彩な研修コース
    これまでの経験や将来のキャリアに応じた多様な研修コースがあり、それぞれの目標に合わせて臨床・研究の両面から専門性を高めることができます。

研修プログラム

推奨するコース

フェロー3年コース

研修目的・内容

胸部悪性腫瘍を中心とした呼吸器全般の研修を行い、がん薬物療法専門医、呼吸器専門医を取得するとともに、臨床研究、Translational research(TR) に取り組む。新専門医制度(サブスペシャルティ領域)に対応した研修が可能。
研究成果の国際学会での発表、論文執筆を行う。指導医のもとで外来診療を行う。

研修期間・ローテーション

1年目:呼吸器内科に6か月以上在籍し、残りの期間は呼吸器内科での継続研修、CCM勤務、希望者は他科研修を行う。
2年目:呼吸器・関連診療科(気管支鏡、放射線治療科、病理等)に在籍する。他院での交流研修、がん薬物療法専門医取得のためのローテーションも可能。
3年目:原則として6か月以上呼吸器内科に在籍する。
3年間のうち、先端医療科に2か月以上在籍する。

シニアフェローコース

研修目的・内容

胸部悪性腫瘍に特化した診療、臨床研究、Translational research(TR)に取り組む。
研究成果の国際学会での発表、論文執筆を行う。

研修期間・ローテーション

1年目:呼吸器内科に在籍し入院・外来診療、臨床研究、TR等を開始する。
2年目:臨床研究、TRを主体とした修練を継続する。必要に応じ、交流研修の制度を活用し、研究所等、実施する研究に関連する施設で修練する。

副次的なコース

フェロー2年コース

研修目的・内容

胸部悪性腫瘍を中心とした呼吸器全般の研修を行い、がん薬物療法専門医、呼吸器専門医を取得するとともに、臨床研究、Translational research(TR)に取り組む。新専門医制度(サブスペシャルティ領域)に対応した研修が可能。
研究成果の国内・国際学会での発表、論文執筆を行う。

研修期間・ローテーション

1年目:呼吸器内科に6か月以上在籍し診療、臨床研究、TR等を開始する。残りの期間は呼吸器内科での継続研修、CCM勤務、希望者は他科研修を行う。
2年目:原則として6か月以上呼吸器内科に在籍する。専門医取得のための他の診療科、呼吸器専門医連携施設へのローテーションが可能。
2年間のうち、先端医療科に2か月以上在籍する。

連携大学院コース

研修目的・内容

胸部悪性腫瘍を中心とした研修を行い、専門医と学位取得を目指した研究に取り組む。

研修期間・ローテーション

1年目:呼吸器内科に6か月以上在籍し診療、臨床研究、Translational research(TR)等を開始する。残りの期間は呼吸器内科での継続研修、CCM勤務、希望者は他科研修を行う。連携大学院に入学する。
2年目:専門医取得のための研修と、連携大学院を継続する。2年間のうち、先端医療科に2か月以上在籍する。
3-4年目:原則として呼吸器内科に所属し、シニアフェローに準ずる研修を行い、学位論文を作成する。
※シニアフェローへの採用には再度試験を行う。

その他のコース

フェロー短期コース

研修目的・内容

胸部悪性腫瘍を中心とした研修に取り組む。研修期間に応じた臨床研究、学会発表、論文執筆などを行う。

研修期間・ローテーション

6か月~1年6か月:呼吸器内科研修。他科ローテーションも相談可能。

1日の流れ

診療、治験、研究の時間を行き来しながら、胸部腫瘍内科としての判断力を磨きます。

08:00
抄読会または治験スタートアップ最新論文の共有や新規治験の立ち上げ内容を確認します
09:00
病棟診療入院患者さんの治療評価、有害事象対応、退院調整を行います。
13:00
研究時間データ整理、抄読、学会発表、論文作成に取り組みます。
15:30
新規患者+入院患者カンファレンス新患と入院患者さんの治療方針を科全体で検討します。

卒業した先生が各地で活躍しています

  • Masahiro Torasawa

    臨床と研究の両方を学び、自ら研究を切り拓く力を身につけました。

    虎澤 匡洋Masahiro Torasawa

    レジデントコース: がん専門修練医(シニアフェロー)
    中央病院での研修期間:2021年4月~2024年7月
    研修修了後の勤務先:順天堂大学医学部附属順天堂医院

    虎澤 匡洋Masahiro Torasawa

    レジデントコース:
    がん専門修練医(シニアフェロー)
    中央病院での研修期間:
    2021年4月~2024年7月
    研修修了後の勤務先:
    順天堂大学医学部附属順天堂医院

    中央病院呼吸器内科を選んだ理由を教えてください

    肺がんの臨床診療や治験に数多く携われることに加え、トランスレーショナル研究や基礎研究にも取り組める環境に魅力を感じ、大学院在学中の国内留学先として選びました。

    研修を経験した感想と、研修後のキャリアにどのようにつながったかを教えてください

    研修を開始するまでは研究経験がまったくありませんでしたが、肺がん領域のトップランナーである指導医の先生方から直接ご指導いただき、研究の基礎や考え方を一から学ぶことができました。

    現在では、自ら研究を立案し、実行できるようになりました。また、全国から集まった、同じ志を持つ同世代の仲間とのつながりを築けたことも、現在のキャリアに大きく生きていると感じています。

    これから研修を考えている先生方へのメッセージをお願いします

    将来、肺がんの臨床や研究の第一線で活躍したいと考えている先生にとって、キャリアのどこかでハイボリュームセンターに身を置き、肺がんのことだけを集中的に考える時期を持つことは非常に大切だと思います。
    そのような経験を積む上で、中央病院は最高の研修環境だと思います。

  • Yuji Uehara

    国内外の学会や共同研究に触れ、キャリアの可能性が大きく広がりました。

    上原 悠治Yuji Uehara

    レジデントコース: 専攻医
    中央病院での研修期間:2022年4月〜2022年9月
    研修修了後の勤務先:国立がん研究センター中央病院 先端医療科

    上原 悠治Yuji Uehara

    レジデントコース:
    専攻医
    中央病院での研修期間:
    2022年4月~2022年9月
    卒業後の勤務先:
    国立がん研究センター中央病院 先端医療科

    中央病院呼吸器内科を選んだ理由

    中央病院呼吸器内科を選んだのは、治験・臨床試験、トランスレーショナルリサーチ、リアルワールドデータ、Phase 1試験に加え、行政や社会科学的な視点まで、多様な強みを持つ先生方のもとで肺がん診療の最前線を学びたいと考えたからです。日本、アジア、そして世界をリードする環境で日々の診療に向き合うことで、胸部腫瘍内科医としての土台を築きたいと思いました。

    研究面でも、一施設の枠にとどまらず、多施設共同研究やトランスレーショナルリサーチへ視野を広げたいという思いがありました。豊富な症例と高い研究力を備えた中央病院であれば、臨床と研究の両方を深められると感じました。

    経験した感想、また研修後のキャリアにどう繋がりましたか?

    研修中は、どの上級医の先生方とも近い距離で診療や研究について議論でき、実際に多くの共同研究を進める機会にも恵まれました。世界肺癌学会、ESMO、ASCOなど国内外の学会で発表する機会をいただき、専門性を深めるだけでなく、自分の言葉で発信する力も磨くことができました。その経験はその後の国内外の委員会活動、海外講演、有名な国際誌での査読や研究のコラボレーションの機会にもつながり、現在のキャリアの大きな土台になっています。

    特に印象的だったのは、先生方の国際的なネットワークの広さです。中央病院を通じて、国内外で肺がん診療・研究に携わる多くの先生方とつながり、世界中に同じ志を持つ仲間を得ることができました。日本にいながらこのようなネットワークを築くことは容易ではありませんが、国立がん研究センター中央病院だからこそ得られた貴重な財産だと感じています。

    研究面では、院内の大規模コホートに加え、国内外の多施設コホート、日本のナショナルコホート、米国データなど、多様なデータを用いた研究に携わることができました。研究所との連携によるトランスレーショナルリサーチにも触れ、日々の臨床疑問を研究へつなげ、将来の患者さんに還元していく視点が大きく広がりました。

    これから研修を考える先生へのメッセージ

    中央病院呼吸器内科には、臨床・研究のいずれにおいても、自分の意欲次第で挑戦の幅を大きく広げられる環境があります。さまざまな強みを持つ先輩や後輩に加え、全国の病院、企業、行政など多方面で活躍するOB・OGとのつながりも、研修後の大きな支えになります。銀座という都心のど真ん中に位置しているため、大学・病院・研究所・企業・行政などで多彩な活動をしている方々とも交流しやすく、肺がん以外の領域からも多くの刺激を受け、視座を高められる環境だと思います。

    将来、臨床、研究、留学、行政、企業など、どの道に進むとしても、中央病院で得た経験は必ず生きてくると思います。少しでも関心があれば、まずは見学に来て、呼吸器内科の雰囲気を感じてみてください。恐れずに一歩踏み出すことで、想像以上に多くの可能性が開けるはずです。

  • Toshiaki Takahashi

    最先端の肺がん診療との出会いが、海外でのキャリアへの一歩になりました。

    高橋 寿彰Toshiaki Takahashi

    レジデントコース:短期レジデント(虎の門病院所属)
    中央病院での研修時期:2020年4月〜2020年6月(3ヶ月間)、2021年9月〜2021年12月(3ヶ月間)
    卒業後の勤務先:横須賀米海軍病院→ハワイ大学内科レジデンシー→オクラホマ大学スティーブンソンがんセンター血液腫瘍内科フェローシップ

    高橋 寿彰Toshiaki Takahashi

    レジデントコース:
    短期レジデント(虎の門病院所属)
    中央病院での研修期間:
    2020年4月~2020年6月(3ヶ月間)、2021年9月~2021年12月(3ヶ月間)
    研修修了後の勤務先:
    横須賀米海軍病院→ハワイ大学内科レジデンシー→オクラホマ大学スティーブンソンがんセンター血液腫瘍内科フェローシップ

    中央病院呼吸器内科を選んだ理由を教えてください

    もともと将来肺がんをはじめとする胸部悪性腫瘍に対する薬物療法に携わりたいという思いがあった事から、虎の門病院での内科研修中に中央病院呼吸器内科で3か月間の院外研修をさせて頂きました。実際に研修する中で、肺がん診療をより深く学びたいという思いがより強くなり、その後3ヶ月の院外研修を追加させて頂きました。

    経験した感想、また研修後のキャリアにどう繋がりましたか?

    標準治療から臨床試験までを一貫して担う体制、多職種連携によるチーム医療に大変感銘を受けました。中央病院呼吸器内科では、教育熱心で臨床研究の経験も豊富な指導医の先生方から、胸部悪性腫瘍に対する標準治療、支持療法、臨床試験を含めた実践的な診療を学ぶことができました。日々の診療やカンファレンスを通じて、文献を批判的に吟味し、エビデンスに基づいて診療方針を考える姿勢を学ぶことができた事も大変貴重な経験でした。さらにジャーナルクラブでは、がん生物学や腫瘍免疫学など、がん治療に応用される基礎医学についても非常に勉強になりました。この研修を通じて、肺がん領域における臨床研究やトランスレーショナルリサーチに強く惹かれるようになり、その後の海外での臨床留学を目指す大きな契機となりました。

    これから研修を考える先生へのメッセージ

    中央病院呼吸器内科は、胸部腫瘍診療を深く学びたい先生にとって、非常に充実した研修ができる環境だと思います。標準治療、支持療法、多職種連携、臨床試験、研究的な視点まで幅広く学ぶことができ、日々の診療そのものが大きな学びになります。短期間の院外研修であっても充実した指導のもと、大きく成長できる環境と思います。将来、肺がん診療や臨床研究に関わりたい先生には、ぜひお勧めしたいです。

  • Momoko Morishita

    診療と研究を両立する先生方との出会いが、基礎研究へ踏み出すきっかけになりました。

    森下 桃子Momoko Morishita

    レジデントコース: 専攻医
    中央病院での研修期間:2021年7月〜2022年3月
    研修修了後の勤務先:東京大学大学院医学系研究科呼吸器内科学講座

    森下 桃子Momoko Morishita

    レジデントコース:
    専攻医
    中央病院での研修期間:
    2021年7月~2022年3月
    研修修了後の勤務先:
    東京大学大学院医学系研究科呼吸器内科学講座

    中央病院呼吸器内科を選んだ理由を教えてください

    呼吸器内科医として、肺癌診療は非常に重要な領域だと考えていたため、ぜひ一度専門機関で集中的に経験を積みたいと思い、研修させていただきました。

    経験した感想、また研修後のキャリアにどう繋がりましたか?

    症例数が豊富で、疾患の種類や難易度も幅広く、治験を含めた新規治療が行われている現場で診療に携わることができ、大変勉強になりました。

    また、臨床業務に加えて研究にも取り組まれている先生方が多く、診療と研究を両立する姿勢に大きな刺激を受けました。この経験をきっかけに研究にも興味を持ち、現在は大学院にて基礎研究に取り組んでいます。

    これから研修を考える先生へのメッセージ

    がん診療を専門にしたい方はもちろん、今後どのような分野に進むか迷っている方にとっても、多くの学びを得られる環境だと思います。豊富な症例を経験できるだけでなく、治験などを通して新しい治療を創り上げていく現場を身近に経験できることも、大きな魅力だと思います。ぜひ一度研修を検討してみてください。

よくあるご質問

研究経験がなくても大丈夫ですか?
はい。研究経験がない方でも、指導医と相談しながら研究テーマの設定から解析、学会発表、論文作成まで段階的に学ぶことができます。これまで研究経験のなかったフェローも、研修を通じて多くの研究成果を発表しています。
子育てと両立できますか?
子育てをしながら勤務・研修している医師も在籍しています。家庭の状況やライフステージは一人ひとり異なるため、研修内容や働き方について相談しながら、可能な範囲で両立できる環境づくりを大切にしています。
英語論文の指導は受けられますか?
はい。研究計画からデータ解析、英文原稿の作成、投稿、査読対応まで、経験豊富な指導医から継続的な指導を受けることができます。国際学会での発表や英語論文の執筆に挑戦する機会も豊富です。
まずはお気軽に
ご相談・見学に
新野 祐樹

研修に関するお問い合わせ国立がん研究センター 中央病院 呼吸器内科
教育担当:新野 祐樹

yshinno@ncc.go.jp

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